物語のなかをぐるぐる廻る

すきなものをならべていく

映画

2017年好きだった映画・ドラマ・アニメ!

「2017年一番良かった《映画・ドラマ・アニメ》」のお題、2018年は文章を書く機会を増やすぞーと決めたばかりなので参加します。 2017年の映画 映画は数えたら映画館で見たものだけで27本みてました。自分の中では過去最多だと思います。でも、2016年はあれ…

映画『怒り』を見て取り憑かれたように考えたこと

映画『怒り』を見てきた。10月2日日曜日のお昼、歌舞伎町奥のTOHOシネマズ新宿で。クライマックスのところでは自分の心臓の音が手を当てずとも分かるほど緊張したし、エンディングの頃には浅い呼吸しかできなくなって、川村元気とか坂本龍一とかのクレジット…

「天国に一番近い恋」は、涙もカラフルに見えそうなくらいの元気をくれる『きょうのキラ君』

『アオハライド』『オオカミ少女と黒王子』などなど、近頃ヒット連発の少女漫画の映画化。次の作品として映画化が発表されたのがこの作品、『きょうのキラ君』。山下智久さん・小松菜奈さんによる『近キョリ恋愛』に続いて、みきもと凛先生2回目の映画化だ。…

『リップヴァンウィンクルの花嫁』の幸福

岩井俊二監督・『リップヴァンウィンクルの花嫁』を見た。4月14日、渋谷ユーロスペースにて、18時半の回。とても好きな映画だった。 すごくよかった。できることなら騒音なんて浴びず、満員電車にも揉まれず、少し静かな夜の街を歩いて帰って、そのまま寝て…

表現することって最高だ!- 映画『バクマン。』

映画『バクマン。』見てきました、11月1日、TOHOシネマズ渋谷にて。 すごかった。良かったんだけど、良かったというより、気持ち的には「すごかった」! 終わった後心臓がどきどきいってて、息があがってびっくりした。ドンパチやるようなスリル売りの映画じ…

現代版おとぎ話『心が叫びたがってるんだ。』を観てきた

『心が叫びたがってるんだ。』を見てきました。10月12日、TOHOシネマズ渋谷にて。絶賛と疑問のふたつの声を聞く作品で、さぁどうかなーと思いつつも、高校ミュージカルものってことで、そこはすごく楽しみにして。 いちばんの感想は、「これは現代版おとぎ話…

豪快で繊細でラブリーな恋、『ピース オブ ケイク』

映画『ピース オブ ケイク』を見てきました。滑り込みで。 めちゃくちゃ良かった!!めちゃくちゃ良かった!!!!……めちゃくちゃ良かった!!!!!! 原作漫画のほうの記事書いてから見に行きたいな〜、とか思っていたらもう公開終了ということで慌てて(…

地上で一番幸福な映画、『バケモノの子』

細田守最新作の『バケモノの子』、見てきました。土曜日、舞台でもある渋谷にて。 母親が死んでひとりぼっちになった少年・蓮は、渋谷を彷徨ううち出会ったバケモノ・熊徹を追いかけ、バケモノの世界で生きていくことを決めます。人間界の【渋谷】と隣り合わ…

願いがまるごと叶ったみたい - 実写化映画『海月姫』

映画『海月姫』、見てきました! もうとにかく良かった! 実はバラエティで見る能年玲奈さんはあまり得意じゃなくて、考え込む時間とか天然な発言にいつも「だ、大丈夫だろうか……」と不安になってしまうのと、映画キービジュアルの能年さんの顔が思い切りす…

恋を知る、『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』

今日の14時の回、ヒューマントラストシネマ渋谷で、映画『THE LAST -NARUTO THE MOVIE-』を見てきました。NARUTOはここ数年追いかけられてなかったから本当は行く予定なかったのだけど、スキマスイッチ好きの友人に誘われて、せっかくなので、ということで。…

バブル期を生きていなくてもルパン三世はかっこよかった(映画『ルパン三世』)

8月30日公開、実写映画『ルパン三世』を見てきました。 原作があるものって色々難しい。もうこれは宿命なので充分に承知した上で、わたしは「ルパン三世」に関しては、アニメをちらっとみたことがあるだけ、漫画原作は完全に未読、という状態で行きました。 …

「大丈夫。君の未来は絶対に明るい。」(『STAND BY ME ドラえもん』)

夕方18時すぎに始まる回だったこともあって、会場はほとんど大人だった。始まって1ヶ月経っていたけど、満席。今日、『STAND BY ME ドラえもん』を見てきました。 友達が「今度やるドラえもん見たいんだよね」って言ってきたときわたしは存在すらしらなくて…

そのひとを最後まで愛するひとはだれなのか(『思い出のマーニー』より)

公式サイト:http://marnie.jp/index.html 『思い出のマーニー』はあまりにも自分から遠い位置にあった、というのが、映画館を出ながら最初に思ったことでした。良い悪いではなく、わたしにとっては共感からはほど遠かった。そして、それ自体がものすごく興…