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物語のなかをぐるぐる廻る

すきなものをならべていく

1989年生まれのわたしの漫画遍歴(後編)

前回の記事 1989年生まれのわたしの漫画遍歴(前編) のつづき。

 

色んなものを読みつつ、このあたりからそのAの影響で電撃文庫を読むようになる。当時はまだ「オタク」とか言われるような時代じゃなくて、単純にわたしにとっては「こんなに面白いものがあるのか!」というだけだった。ライトノベルに関してはいつかまた書きたいけれど、最も影響を受けたのは上遠野浩平『ブギー・ポップ』シリーズで、今おもいだすとわたしとAの会話はとことんダーク側だった。笑 悪い意味じゃなく暗い作品を中心に好んでた。ジャンプも読んでたけれど。

Aと一緒に塾に通っていた小6~中3がいったんわたしの漫画歴のピーク1回目で、塾の帰り、終わる時間に差がでたときは、向かいのファミリーマートでジャンプを立ち読みして過ごした。この時代はやっぱり『NARUTO』『テニスの王子様』もそうだけど、個人的によく覚えてるのが『シャーマンキング』。おじさんたちに挟まれながら、すっごくどきどきして読んでた。

中学ではイラストや漫画を描く部活に入ったこともあって、ほかにも漫画を読む友達がいっぱいできた。だいたい傾向は3種類で、ジャンプ好きな子とは中1のときにジャンプフェスタまで行った。当時は遠出自体が珍しいし、ひといっぱいだしものすごく緊張したけど、ここで大好きだった三橋加奈子さん(旧H×Hアニメのキルアのひとです)のサインをもらってすごくすごくうれしかった。キャラクターが歌うCDとか当時からあって、わたしはH×Hだけはそういうのもほとんど聞いてました。それだけこの作品は好きだった。声優さんとかも当時が一番詳しかったな。

 

もうひとつの傾向としてここで新登場したのは、白泉社。これまでは少女漫画はりぼんで止まっていたのが、ここで「花とゆめ」が登場して、女の子たちとの会話はそこが多くなった。みんなではまったのがたぶん同世代なら知ってる高屋奈月フルーツバスケット』で、そのほか同時期にやっていた日高万里『ひつじの涙』とか、ついこの間完結した樋口橘学園アリス』とかを読んでた。ほかは津田雅美彼氏彼女の事情中条比紗也花ざかりの君たちへ』で、白泉社との出会いがたぶん「恋愛」だけじゃない少女漫画との出会いと等しかったと思う。このあたりは講談社集英社の少女漫画とはちょっと離れてて、わりと白泉社どっぷりな時期でした。

ひつじの涙 1 (花とゆめコミックス)

ひつじの涙 1 (花とゆめコミックス)

 
学園アリス 1 (花とゆめコミックス)

学園アリス 1 (花とゆめコミックス)

 

 

相変わらず青年ものも読んでいて、ものすごく絵の上手かった部活の先輩が紹介してくれたのが木下さくら魔探偵ロキ』。ものすごく絵の綺麗な方で、少年漫画とも少女漫画とも違って、絵柄の大人っぽさみたいなものにはジャンル的にすごく惹かれていった。漆原友紀蟲師』とか高橋しん最終兵器彼女』とか読んでたのもこの時期だった気がする。結構好き嫌いなく色々読んでて、ばらスィー苺ましまろ』なんてものも読んでた。

魔探偵ロキ(新装版) 1

魔探偵ロキ(新装版) 1

 
蟲師(1) (アフタヌーンKC (255))

蟲師(1) (アフタヌーンKC (255))

 
最終兵器彼女(1) (ビッグコミックス)
 
苺ましまろ 1 (電撃コミックス)

苺ましまろ 1 (電撃コミックス)

 

 

 そして高校に入学して、わたしの漫画網はいったんものすごく狭くなった。というのも、高校がわりと「オタクきもちわりー」って言うひとたちが一定数いる環境で、電撃文庫出身の有川浩さんが単行本として出した『海の底』を持ってただけで「お前もしかしてオタクなの?」とか言われて、わたしはここできっぱりとライトノベルは辞めて、漫画もみんなが認める人気のものと、少女漫画と、続きが気になったものだけになった。このころは確か小畑友紀僕等がいた』とかが最盛期だったかな…? 中学から読んでたかもしれない。あとは矢沢あいNANA』とかも。これも中学からだったかも。高校のときに好きだったものの記憶はほとんどない。

僕等がいた(1) (フラワーコミックス)
 

 

そのままわりと離れたまま大学に入って、大学でもあんまり読まない期間が長かった。とにかくばれたらいじめられる!と思ってたなあ。サークルには実際アニメ・漫画抵抗ない子も結構いたし、もちろんみんないじめられてなんてないのだけど、一回植え付けられた意識ってこわい。そこから大学の環境のおかげもあって、文化やメディアを話題に出しやすくなって、仕事に就いて、それがもっともっと楽になった。社会人になってからまたたくさん読むようになって、それが今という感じです。

 

今は、ジャンプこそもうあまり読まないものの、少女漫画と青年漫画はまたわりと広く読むようになりました。苦手なのはホラーなので怖いのは全然読まない。あと、小さい頃からなぜか、サンデーとかマガジンは通ってこなかった。ってことが書いてみたらわかった。いや、弟が読んでる『あひるの空』とかは、単体では面白く読んだりしてたんですが。あと歴史物やいかついのもあんまり自分からは読まない気がする。ので、あくまで女性におすすめなものと、女性っぽいけど男性も読んで!ってもの中心になりそうです。今好きなのはモーニング・ツーとゼノンがが多いかも。

まだまだ色々開拓したいし、わたしも!!ってものがあったら色んなひとのしりたいです。空白の高校大学時代にあっただろう面白いもの、だれか教えてください。