物語のなかをぐるぐる廻る

すきなものをならべていく

週刊文春の女性読者を増やす企画を提案せよ

忙しくしてたら前回のプレゼンの日からあっという間に1週間以上経ってしまいました、でも全部記録したいから書きます。今回の課題は文藝春秋の方からで、

【課題】
週刊文春の女性読者を増やすとしたら、どういう連載陣ならびにレギュラー企画が考えらえるか提案せよ」

というもの。

わたしは今回は、プレゼンはできたけど優勝はできなかった、という初めての△で、これがまたものすごく爽やかに△な結果で、とっても軽い気持ちで帰路につくことになりました。いま思い出しても楽しかった。

プレゼンされたものに対して、今までのどの回よりも「ほーなるほど!」と思う率が高くてどれもすごく楽しく見られたし、こういう引き出しいいな〜とか、細かいところほど面白かった。そう、とっても面白かった! 連載という、半ページから数ページくらいのコーナーを作り出すというお題自体が若干大喜利的だし、そこにとんちみたいなタイトルがつけばもう本当に大喜利で、こう、「なるほど上手い!」をタイトルに関しても人選に関しても追求していくっていうシンプルさがすごく良かった。魅力が多くの人に伝わって、中身があって継続できて、構え的にも興味をひくってことは実はこのくらいシンプルなことなのかなと思うとうきうきした。

さらにさらによかったのが、今回は1番に発表した方のアイデアがすごくよくて、「おーこれは絶対負けたな!」って思えたこと。もうめちゃくちゃ爽やかな負けで素晴らしかった。自分がタイトル弱いな〜とうっすら思いながら出したらその方はものすごくタイトルが良くて、もちろん自分に刺さる刺さらないはあるんだけど、それでもいいなって思うというか。痛快で小気味良い感じ。そして結果、「タイトルの上手さだけでも賞をあげたい!」って言われて優勝されていたので、もうあっぱれ!という感じだった。これからこういうものが出てきたらタイトルを曖昧にするのはやめよう、とストレートに思えた。

 

自分の発表に関しては、これまではそもそも発表すらできない×か、ほめていただける○かで来ていたから、△のコメントをいただけたのがすごく面白かった。

嬉しかったのは、「戦争に向かっていく空気の中で官能小説を連載する、という言葉が良かった」と言ってもらえたこと。こういうところでの感性をいいねって言ってもらえることほど嬉しいことはない。あと、『東京タラレバ娘』を出しつつ著名なふたりを持ってきた企画も良かったみたいで嬉しかった。普段こういうとこばっかり見てるなやってるなってものほど、やっぱり強い。

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悔しかったのは、提案した著者に関して何度か、「この人はなぁ、わからないけど」っていう指摘があったこと。もちろん、その人がどんな人かは会ったことがないので究極はわからないのだけど、業界にいたりよく周りを見ていたりすれば選ばない選択っていうのは確実にあるわけで、そこが全然見抜けていない、強い分野以外の「ひと」に対する知識がものすごく弱いのだなあと何度目かに思った。わたしがすごく好きでも著者向きかはまったく別だったりするわけで、その知識の幅を増やしたい。

意外だったのは、「徹底的に女性目線」と菅付さんに言っていただいたこと。自分ではそのつもりはまったくなかった。ただ、「わたしはこういうコーナーあったら読んじゃうな」を突き詰めた、という動きに近かったのだけど、イコール女性目線となったのか、と思うと不思議だった。

と、そんなわけで、ほめてもらえるのも嬉しいけど、これはちょっと……と言われるのも嬉しくて、とにかく小躍りせんばかりの楽しい日でした。

 

それにしても……週刊文春ですよ。
わたしの中では、文春と言えばAKBのイメージで、指原さんを傷つけた雑誌で、当時のわたしはひとりの女の子の悪いことでもなんでもないことを親にまで知られるような形で大々的に発表して何が楽しいんだ! と悲しくてたまらなかったし、読者ターゲットでもない身で見る週刊誌は中吊りのイメージで、ポストだろうが朝日だろうが関係なく、下世話なものだ、という印象でいたんだけれど、これが、連載を書き出したらまあすごい数で、いろんな人がそろっていて個性豊かで、おまけに面白いんです。あの中吊りのイメージじゃなく、こんなに面白い連載がたくさんあるって知ってたら! って思っちゃうくらい。

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女性が読者の半分っていうのも頷ける読みやすさで、個人的にはより客観的な新聞よりも面白くて。一見デメリットかもしれないスクープも、100%それだけとも限らないわけで。好き嫌いは自分で決めないとだめだな、と改めて思えて、そうやって視野が広がること自体も、すごく嬉しかったです。

週刊文春 2015年 7/23 号 [雑誌]

週刊文春 2015年 7/23 号 [雑誌]

 

 

次の課題も出版関係。より専門性というか、エンタメから離れた感じもするので、ちゃんと観察しないと。がんばります。