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物語のなかをぐるぐる廻る

すきなものをならべていく

俺マン2015を発表する

漫画のこと

2012年から毎年、ネルヤさん主催の「俺マン」こと俺マンガ大賞に参加しています。選定基準も参加資格もなし、自分の独断と偏見でその年の個人的なベスト漫画を共有する企画です。

タイトルだけtwitter投稿してますが、せっかくブログがあるので2015年も漫画を振り返っておこうと思います。今年(もう去年だ)大好きだった作品たち。

どーん!

マイルール的にハッシュタグ含めて140字以内、ワンツイートでやりたいと思ってるので、最後3タイトルくらいでものすごく悩みました。今年読んだ漫画は全部で321冊。昨年306冊だったので上回りました!

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漫画ばっかり読んでる

せっかくなので選んだ15作品をちょっとご紹介。

傑作の空気感漂う初期作品

今年は昨年と違って少女漫画が減って青年漫画が増えた気がします。傑作揃い。在原業平菅原道真のふたりを描いた応天の門はここ最近読んだ歴史ものの中ではピカイチ! 今年間違いなく自分の中の1位の作品でした。実は2014年発売作品だけど、読めたのが今年だったので今年に。ぜひ女性に読んでほしい。営業担当したいくらい売れてほしい作品です。
今年の個人的2位は『波よ聞いてくれ』このマンガがすごい!2015でも上位でしたがほんとにおすすめです。勢いにぐいぐい引き込まれる。続刊楽しみ。
3つめは『少年ノート』も大好きだった鎌谷悠希さんの『しまなみ誰そ彼』。ゲイの男の子が身の回りの世界と出会っていく話。LGBTでもここまで繊細で染み入る作品は初めてかも。
4つ目は唯一の少女漫画、町田くんの世界。こんな作品が登場し得るのか、という嬉しい驚きに満ちた作品。なんだか一生手放せそうにない。大きな盛り上がりはないのかもしれないけど、こちらまで包まれたような気持ちになる。きっとこの作品はいろんな人を救うと思う。

応天の門 1巻 波よ聞いてくれ(1) (アフタヌーンコミックス) しまなみ誰そ彼(1) (ビッグコミックススペシャル) 町田くんの世界 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

 

盛り上がりがすごい継続作品

もう継続して連載されてる作品でどんどん面白くなるものが多くて嬉しかった年でもありました。10巻があまりにもすごすぎて感嘆の声が出たのはそれでも世界は美しい。キャラクター同士の関わりに時が流れているからこそ起きる感動。しばらく全身のざわつきが止まらなかったのを覚えています。こういう少女系王国ファンタジーはやっぱり白泉社作品はすごい。確実に名作。
ときめき度がぐいぐい上がって困るものも3作品。逃げるは恥だが役に立つも雇い主と働き手という関係で契約結婚した状態から関係が変化してきていて、頭と感情の両方がうわ〜!ってなる。後述するタラレバ娘に傷ついたアラサー女子にはこちらをぜひおすすめしたいです。
前から人気のあったライアー×ライアーは近刊が本当に面白い! 初期の方は変装して弟とつきあうってなにやってんねん! という感じが強かったのが、最近はめまぐるしく変化がおきてこっちまでどきどきしてしまいます。目が離せないってこういうことだ、って思う作品。
ラストゲームは昨年も挙げましたが、ヒロイン九条さんがますますかわいくなって釣られて世界一へなちょこなヒーロー柳くんもかわいくなっているので最高です。最初の方はこんなときめきが来ると思ってなかった……。一度読むの止まってた人にも再開をおすすめします。

それでも世界は美しい 10 (花とゆめコミックス) 逃げるは恥だが役に立つ(1) (Kissコミックス) ライアー×ライアー(7) (デザートコミックス) ラストゲーム 8 (花とゆめコミックス)

 

走り出した!ぱっと明るくなる少女漫画

最近始まった漫画で面白いものを紹介するよ!って書いた夏の記事にも挙げましたが、巻数が進んできても面白い4作を厳選。『星上くんはどうかしている』は上のカテゴリに入れてもいいくらい、進めば進むほど面白くなってきていてすごく先が楽しみ。倍速で出してほしいくらい今好きな作品です。アサダニッキさんの絵は一見淡白そうに見えて、見れば見るほど表情の厚みが見えてくるから不思議。なんとなく中毒性があります。
王道恋愛少女漫画『カンナとでっち』は大工さんという珍しい設定。基本コメディ部分が多くて同じところをぐるぐる回っているときもあるんだけど、なぜかめちゃくちゃ心が清らかになる読後感が爽やかな作品です。癒される……。
『ココロ・ボタン』の宇佐美真紀さんの最新作『夕暮れライト』は少し切ない優しいお話。宇佐美さんのほんわかした空気感がすごくマッチしていて、このあとの展開が楽しみです。こんな煌めいた日々を送ってみたい。
話題沸騰、この作品を「明るくなる」って書いたら怒る人もいるかもしれませんが(笑)、わたしの中では最高にパワフルで引きずり出されて元気が出る作品、東京タラレバ娘。最新4巻が最高。恋ができないなら仕事をしろ、女子たちよ!

星上くんはどうかしている(1) (デザートコミックス) カンナとでっち(1) (別冊フレンドコミックス) 夕暮れライト(1) (フラワーコミックス) 東京タラレバ娘(1) (Kissコミックス)

 

拍手を贈りたい、 素敵な完結作品

個人的にはスタートよりも完結が作品を決めると思っているので、今年の印象に残った完結作品を3つ。『ひるなかの流星』は近年の少女漫画の中でも一番好きな終わり方でした。2番手男子、咬ませ犬へのエール。番外編の巻まで含めておすすめ。
アニメにもなった四月は君の嘘は最後まで結末が見えない展開で、終わったとき本当に言葉にならなかった。これは漫画を普段読まない人にこそ勧めたい作品かも。
映画化された『orange』は、結末の「中身」というよりも雰囲気等も含めた繊細な意識の部分こそが問われた作品な気がしていて、個人的にはいいなぁと思える好きな終わりでした。明確であることがすべて正しいとは限らない。

ひるなかの流星 12 (マーガレットコミックス) 四月は君の嘘(11)<完> (講談社コミックス月刊マガジン) orange(5) (アクションコミックス(月刊アクション))

 

このほか迷ったのは、『午前0時、キスしに来てよ』や『ダメな私に恋してください』『4月の君、スピカ。』など。読みきれなかったものもあるし、まだまだ面白いものがあるという事実が一番元気になれますね。

ちなみに個人的にこれまでのものを並べると、

『ひるなかの流星』はこのイベントに参加し始めてから完結まで毎回載せたタイトルになりました。

俺マンの集計結果発表は2016年1月10日。たぶんネルヤさんのtwitterアカウントで中継あるはず。楽しみです。

2016年もいっぱい読めますように!