物語のなかをぐるぐる廻る

すきなものをならべていく

2014-01-01から1年間の記事一覧

俺マン2014を発表する

2012年から毎年、ネルヤさん主催の「俺マン」こと俺マンガ大賞に参加しています。 今年のマンガの話をしよう #俺マン2014 | nelja いつもはTwitterで書くだけなのだけど、今年はせっかくブログを書いてるから、ちょっとこっちで個別タイトルにも触れて2014年…

2014年、アニメは癒しだった

2013年の年末ぎりぎりからテレビが見られる環境になったこともあって、今年は思いっきり見たい限り映像を見た年でもあった。初めてのテレビ独占生活ものすごく堪能した。テレビっ子ではないし、なくても全然生きていけるし、実際テレビなしですごした1年半以…

2014から、2015へ。

漫画と映像は別エントリにしよう(長すぎるから)と思っているので、「2014」ってつく記事が無駄に多くなりそうな気がする。でもなんかこう、時は流れているから、がんがん年号を使っていこう。日付けがわかっていることの価値は資料的には大きいなーと思う…

キュン死に!!『ラブ★コン』

大人気だったのになぜか手にしなかったもの、いくつかあるんですけどそのひとつ。中原アヤさんの『ラブ★コン』。「わたしのマーガレット展」で昔の作品も読もうと思ったのも手伝って、一気読みしました。 当時はなんか、この作品のチャームポイントの賑やか…

『わたしのマーガレット展』を受けて、愛してやまない少女漫画を挙げてゆく

展示自体には、最終日前日に滑り込むように行ってから、随分時間が経ってしまいました。「マーガレット」の50周年を記念した、ときめきの『わたしのマーガレット展』。 わたしのマーガレット展 実感したのは、わたしは日本の少女漫画史のほんの最近の部分し…

19歳ですべてを決めること、舞台『ジャンヌ・ダルク』

「なぜ処女検査をしないのですか」 悪魔と契約していないことを示すためにそう申し出た人は確かに「女性」ではあったけど、全然「少女」らしくはなかった。後でインターネットを見て驚いた、あんなふうに喋っていたのが、若干17歳。「何をされるか分かって言…

25歳になった日は埼玉で王子様に会ってきた

4日に、25歳になりました。 なんかこう書くと若く見えるな、というのが最近の感覚で、それはたぶん周りが年上だらけになったからなんだと思う。「青二才です」って自己紹介してるみたいな感じというか、この年齢だけでなにか若気の至りを振りまきながら暮ら…

Happy 10th Anniversary, Perfume!!!

結成15周年、メジャーデビュー10周年。 9月21日はそんな特別な日で、かつずっと行われていた全国ツアーの最終日でもありました。と、いうことで、ネタバレ解禁!! ツアーと、それから今日のこと。 Perfume 5th Tour 2014 ぐるんぐるん ツアーには、17日水曜…

バブル期を生きていなくてもルパン三世はかっこよかった(映画『ルパン三世』)

8月30日公開、実写映画『ルパン三世』を見てきました。 原作があるものって色々難しい。もうこれは宿命なので充分に承知した上で、わたしは「ルパン三世」に関しては、アニメをちらっとみたことがあるだけ、漫画原作は完全に未読、という状態で行きました。 …

メタファーと消失の物語、『少年ノート』

3巻表紙のカラー絵がとても好き。この色彩。 書店でも色に惹かれて手に取った、『少年ノート』です。 『隠の王』の鎌谷悠希さんの作品。 ひとりの天才的なボーイソプラノの少年・ゆたかは、中学生にあがる春、河が海へ流れ着く街に引っ越してきます。 ゆたか…

「大丈夫。君の未来は絶対に明るい。」(『STAND BY ME ドラえもん』)

夕方18時すぎに始まる回だったこともあって、会場はほとんど大人だった。始まって1ヶ月経っていたけど、満席。今日、『STAND BY ME ドラえもん』を見てきました。 友達が「今度やるドラえもん見たいんだよね」って言ってきたときわたしは存在すらしらなくて…

2014年8月に夏の思い出になったこと

8月が終わりました。 9月になったことの信じられなさ!! やっぱり夏だけは終わってゆくものだなあ。 8月は、マーニー展など以外にもいくつかイベントに行ったので、忘れないうちに書いておく。 8/9 サンドウィッチマンライブツアー2014 紀伊国屋サザンシア…

『思い出のマーニー×種田陽平展』がすごく良かった

割引券をもらったので行ってきました、『思い出のマーニー×種田陽平展』。 両国駅からすぐの江戸東京博物館にて。 駅前で夏祭りをやっていましたが、それ以外はまったり静かなところで、日曜の午後にも関わらず(お盆だったから?)館内もいい感じの空き具合…

そのひとを最後まで愛するひとはだれなのか(『思い出のマーニー』より)

公式サイト:http://marnie.jp/index.html 『思い出のマーニー』はあまりにも自分から遠い位置にあった、というのが、映画館を出ながら最初に思ったことでした。良い悪いではなく、わたしにとっては共感からはほど遠かった。そして、それ自体がものすごく興…

恋ってこんなにいいもんだっけか。(『これは恋のはなし』)

6巻の表紙が一番すきです、チカさんの『これは恋のはなし』。 最終11巻が7月に出て完結だったのですが、電子が出たのが8/1だったのでちょっと遅れての紹介になってしまいました。はやくサイマル配信が当たり前になってほしい…! “ふたりが結ばれても結ばれな…

惹かれる理由を知りたい、に向きあうことから始まる(『藤代さん系。』)

別冊マーガレットで連載された全4巻の少女漫画、『藤代さん系。』。 ずっと紹介はしたかったんですがものすごく説明しづらくて、あっという間にひと月くらい経っちゃいました。ひと目見てまずカラーが素敵。このロゴデザインもすごく素敵。 藤代さん系、って…

「ふたり」ってすごいことだ(アンジャッシュの単独公演DVDを見て)

お笑いが好きだ、 その理由は主にふたつあって、それによって趣味も分かれているのだけれど、そのふたつの理由を両方とも満たすユニットのひとつがアンジャッシュだ。 ということでアンジャッシュの単独公演DVD、「五月晴れ」を見ました。2011年のもので、な…

1989年生まれのわたしの漫画遍歴(後編)

前回の記事 1989年生まれのわたしの漫画遍歴(前編) のつづき。 色んなものを読みつつ、このあたりからそのAの影響で電撃文庫を読むようになる。当時はまだ「オタク」とか言われるような時代じゃなくて、単純にわたしにとっては「こんなに面白いものがある…

1989年生まれのわたしの漫画遍歴(前編)

諸事情で書くことになって、800字程度のつもりが4000字になったのでそのまま載せてみる。 覚えている限りで一番最初に読んだ漫画は、おそらくセーラームーンの何かのアニメのコミック版みたいなもので、アニメ絵でフルカラーだった記憶がある。すごく大事に…

すき

「すき」ってやつと、「のこしておく」ってことはすごいなぁと思っています。高校生の途中から大学の途中までは、5年間くらい、日記のブログを書いていて、もー誰も知らなくてもいいぼやきとか悩みから、なんだかきらっきらしたうれしさとかまで残っていて。…